料理

 料理の評価ってのは色々あるけれど
食べる前なら「美味しそう」
食べているときなら「美味しい」
食べ終われば「美味しかった」
これが一番かなと思う。


 見た目の「きれい」
香りの「いい匂い」も
評価としてあるんだろうけどね。


 さて美味しんぼという料理漫画がありますが
アレは料理漫画ではなく・・・
ああ、そういうご意見は
こっちに置いておいておくとしましょう。
あれの今やっている「料理で鬱を治す」ってのがありまして。
・あんな方法で鬱が治るか
・あれは間違ったやり方だ
・かえって悪くするぞ
だからそういう話じゃないって。


 このシリーズに出てくる料理の数々
和食の職人さんが技巧を凝らした数々
いつ見ても
「美味しそう」じゃなくて
「すごいねえ」としか思えない。


 ホントは信じられないほど美味しいんだろうけど
なんかねえ、味ではなく技巧ばかりで
なんとも。
あとは慌ただしく次々に出てくるんで
一つ一つが軽くなりすぎるのか詰めすぎるのかな。
毎回読むたびにおしいなあと思うわけで。


 まあ僕の舌の経験値が驚くほど低いのと
味を想像できないってのもあるんだけど。
読解力もね。


 あとはいちいち気力が増した、
また落ち込んだってやるのが
うざったいというのもあるのかな。
やっぱりそういう話をしたいんじゃん
違うって。