嘘も方便

 子供は純粋無垢でいて欲しい。
”自分たち”の様に汚れた存在にはならないで欲しい、
なる必要がない。
しかし僕らは知っている。
純粋無垢ではこの世を進むことができないと言うことも。
悲しいけど、それが現実。


 例えば[嘘はいけない]
誰もが教えるよね。
でも、必要な嘘や、嘘をつかなければならない状況

  • あるよね、
  • 体験したよね
  • 使ったよね

これを子供達が知らなければならない日が来る。
それがいいか悪いかは別として
今の世の中を渡るための道具なのだから。


 じゃあいつ頃身につけばいいんだろう。
自分が身につけたのと同じ頃。
じゃあ、それって何歳頃?
まあ、覚えてないよね。
とりあえず僕は。
少なくとも小学高学年〜中学までには知っていたと思うけど。


 それ故に「自然と時期が来れば」
ってなあいまいな答えが多を占めると思うのですが、
いかがでしょ。


 ところで”いつ頃”は意識されやすいけど、
”何時迄に”が意識される事ってあるんだろうか。
あまり無い気がする。


 先にも書いたように今の世の中じゃあ身につけておく必要がある。
よって40や50にもなってまだ身についてないってのはまずいわけで。
「おい○○、ついていい嘘があるのは知ってるよな?」
なんて聞けないよね。


 
 ほとんどのケースでは心配するまでもなくなんだろうけど
レアなケースとしてどうなるのだろう。
ちょっと考えてみたい