なるべく使わない

今週のお題


”入るを量りて出ずるを制す”
自分にいくら収入があるか計算し、
それに見合う生活をし、支出するように努める
という教え。
つまり、20万円の収入があるのに
100万円の支出したらダメよってこと
まず基本中の基本かな。


それを推し進め、入るを絞ってしまうという手がある。
と言っても、何も収入を減らせというわけではなく
得た時点で1割なりを隠してしまい
それだけしかないとして生活してみるということ。


その度に自分で別口座に振り替える方法もあるけれど
銀行の自動振替サービスなどを利用した方が確実で安全。
ほら、自分だと忘れたり、
踏ん切り着かなくて出来なかったりするからね。
あるとついつい使ってしまう僕みたいなタイプには
この方法が一番。


入る側を調整したら次は出る側の話。
つまりどうやって支出を減らすか
ペットボトルでトイレタンクの水量を減らすなど
生活の知恵という様な方法もあるんだけど
これは性に合わずあまりやっていない。
よって基本は”買う”行為に制約を設ける。


・意識的に買う

・衝動的に買う
どちらが多いか
『お、新製品』
とか
『あー、これ綺麗(すてき、可愛い、格好いいetc)』
ということで、後者の勝ちだと思っている。
これを制御すればいい、のだが
そんなことが出来るなら世の中に
無駄遣いなんて言葉はあり得ないわけで
難しい。


一つの方法としてはいきなり手に取らず
じっと考えてみる。本当に欲しいのか、必要なのかと。
転んだ瞬間の強い痛みも直に引くように
恋の一目惚れがやがて冷める(こともある)ように
巻き起こる熱い購買欲もちょっとおけば冷めたりするもの。


古本屋やアンティークショップで見つけたモノが
次にもあるかわからない。
運命の出会いとばかりに買いたくなる気持ち。
それは非常によくわかる。
しかしそのときに本当に心の底から欲しいのか
もっと欲しい人、ふさわしい人が持った方が幸せじゃないかと考えてみる。
冷却してみる。
言うは易く行うは難し、
僕もよくその気持ちに負けるけどね(笑)。


あともう一つ、意識的な購入。
買わなきゃならないモノ
であれば安いモノを探すことが多々ある。
とはいえ、"安さ探し"にばかり目を向けないこと
時間と価格、それだけに見合うのか考える必要がある。


遠路はるばる買い物に行き
近所のスーパーより安く買えた!
しかしそれだけで休日を消費してしまった。
これが”得した”になるのだろうか。
昔は僕もよくやってしまっていたけど・・・。


気をつけているのはこんな感じ。
ところで<節約術>なのだろうか
この文章