本屋の英語コーナーはホントすごいよね
やっかいな病気の一つに英語病ってのがある。
- 英文を読めるようになりたい
- 英語のヒアリングが出来るようになりたい
- 英語で文章を書けるようになりたい
etc.
潜在患者数は日本国内だけでも
軽く万の単位でいるであろう
実に困った病気である。
本屋の一角にはコーナーが設けられ
様々な治療本が並べられている
正当派とも言える分厚い本から
ちょっとひねりを加えた本まで数々
それも次から次へと出てくる始末。
この病気の深刻さが見てとれる。
街中に目をやれば
英会話教室という名の治療院が
これまたあちこちに見かける
今日もまた一人、治療院の門を叩き
英語で自己紹介という
最初の治療の洗礼を浴びるのだ
最初の段階で
この病気はかなりの熱を発する。
夢を見させるのだ、
英語を華麗に操る自分という
これが高熱につながる。
- 本をかき集める
- 英会話教室に申し込む
- 英語新聞を買ってしまう
etc.
ホント、困ったモノだ
そしてこの病気は
多くの人の場合、
しばらくの嵐のあと、
ぱたっと止む
なかなか成長が感じられない
夢があまりに高すぎるが故に
そこまでたどり着けないもどかしさが
熱を下げてしまうのだ
何度目かの定期病にかかりつつある気がしている
今度こそ熱にかかり続けようと思うのだが
さてどうなるやら