街明かり

 3月の震災直後から東京の夜は暗くなった。
節電
余計なライトアップなどは中止となり
町並みの明かりも必要最低限に抑えられ
明るくないコンビニなんてものを
体験する事になった。


そんな町並みが
最近また明るくなってきた気がする。
明かりの消されていた店の外看板などが
照らされる事が多くなったように見受けられる。


 一つには夏の電力大量需要期が終わった事
そして”どの程度まで使っていいか”
人それぞれにある基準が徐々にあがっているのでは
ないのだろうか。
のど元過ぎればなんとやら
などという言葉がちらほらよぎったりもするが・・・。


あって使えるのであれば
それを無理矢理押さえる道理はないわけで
認める事となるが
それでもどこか引っかかるような気持ちがあるのは
さて、なぜだろうか。