代わり

 ものの区切り所に悩む事がある。
いくらそれが楽しくても
永久に続けるわけにもいかず
どこかで仕切り、終わり、区切りが必要になる。


始まりがあれば必ず終わりがあるように。
とりわけそれが楽しいなど
自分に好ましい状況であれば
それだけ振り切るエネルギーを必要とする。


 結局の所、何かと何かを交換するしかない。
それをやめない事によって
失う何かと天秤にかける。
またはそれと同等もしくはそれ以上の価値を呈示し
乗り換えさせる。


それが外部からでも内部からでも
どちらかからの働きかけによって
人は区切りをつける。
そうやって歩んできた。
ずーっと今まで


 今やりたい事の”代わり”はなんだろう
それが見つかれば、区切り所に悩まずともすむ
のかもしれない