場所

 今日は後輩の送別会
春は出会いと別れの季節と
最初に言ったのは誰かは知らぬが
また一つの別れを経験することになった。


 人が一人いなくなれば
しばらくのうちはその影響を受け
色々な苦労を生むのであるが
そのうち無くてもなんとかなるようになる。
そう、その人が別のどこかで
場所を築き上げた頃には


 今日の彼もまた同じようになるのであろう
僕等が彼の存在無くしてもやれるようになる頃
彼もきっと、新しい場所で自分を作ることが
出来るようになっているであろう。


切に願う