思い

 誰かの持つ何か、その大切な何かを
決して塗り替えることは無い
何かの衝撃を受けても帰ることは持ち得ない
であるならば
僕はそっと身を引き
その道に幸運のあることを祈るであろう。


変わる何かを求めることは無く
ただひたすらそこにいることを望むのであれば
説き伏せたたき起こし
違う方向に向けるべきなのであろうか


 もちろんその道がどう見ても
道に外れるようなことであれば
なんとしてでも起こすべきもあろう
しかし、それが道の一つであるのなら・・・


それが今の僕の思い