信じる

 ある人に何かの話を信じさせたい
さて、どうする?


 まず話の内容が”本当”(の様である)ってのは大事だろうね。
「さっきそこでさあ、UFO見かけてさあ」
「本当か、お前?」



 そして語り手に対する信頼もある。
狼少年の例にある通り、
普段から嘘ばかりついている様な奴の話など
誰も信じちゃあくれない。
「お前が言うから、嘘だろう。」
って返されるが落ちだ。


 100%語ることを信じてもらえる人なんてのは
そうそういやしない。
逆にそこまで来ちゃうとあがめ奉られて云々の世界だろう。


 よって多くの人は信じてもらえるように
いろいろ苦心することになる。
大きく分けて次の2つだろうか。


■1.実際に体験させる


 百聞は一見にしかず。
ま、こりゃ簡単な話だ。
「どうだ、見てみろ!」
黄門様の印籠みたいだね。



■2.真実、理由を並べる


 その相手が”本当”だと知っていること、
もしくはその様に思うであろうことを並べ
肉付けしていくことで信じさせる方法。


 これって逆に嘘をつくときにも使われる話。
周囲に真実を集め、本当だと思いこんだタイミングで
一番つきたい大きな嘘をすり込ませる。


”権威”のある人を借りるって事もあるね。
例はあげないけど、思い当たる節、無いかな?



 そのほかにこれをやればバッチリ人は信じますって方法あるかなあ。
・・・別に詐欺師になりたいわけじゃないが
人を納得させる方法、信じさせる方法ってのは
覚えておいて損はない、
いや持っていたいスキルなのだ。


 とかく世の中ってのは”交渉”で成り立っている世界
そう思わない?