食への好奇心

季節がやってきた。
そう、牡蠣フライの季節が。
あれほど飽きさせない食べ物もない。
僕にとっては。


ただし揚げ物なので
食べ過ぎると危ないことになるんだけどね(笑)。


 この牡蠣、ご存知のように
生食用と加熱用がある。
違いは、鮮度ではなく、処理工程にあるってのも
まあ、結構広く知れ渡っているかな?
(詳しく知りたい方は”牡蠣 滅菌”などで検索してみてください。)


 ま、簡単に言えば
牡蠣は自ら毒素を溜め込んでいる(ふぐと同じ?)ので
生食用はそれを無くす加工をしている。
誰が編み出した技なのかは知らないが
なんとも凄いことをやるものだなあと感心する。


 ふぐや毒キノコなど
捕食されることを避けるため、毒をもつ生き物は多い。
それをどうにかして食べてしまおうとする。
また、そのままではさっぱり美味しくもないものを
加工してしまう。
この様な人間の食にかける情熱ってやつは
なんとも素晴らしく、そしてなんとも恐ろしい。


 日々食べる食事もどんな人たちが、
どんな工夫をしてきたのか、
思いをはせると、なお一層のこと
味わい深く・・・
ならないか、な
たまにならいいだろうけど。


 あんまり考えすぎず
うまいものは、うまい。
それが一番かな(笑)。