期待に沿う

 芸人魂とでも呼べばいいのかなあ。
求められる役割を無理してでもこなしてしまう気持ち
多少の差異はあれど、ほとんどの人に備わっているんじゃないだろうか?


あるでしょ?
君ならできる!
とか
○○さんは□□ですよね〜
そんな周囲のご期待に応えようと
がんばってしまう自分。


 スポットライトが当たり、
舞台の中心で皆にちやほやされる。
そんなのはイヤという人もいるけれど
どうだろう?
やっぱり、気持ちのいいんじゃないかな?
蜜の味の様な。


 人は”誰か”との関係があるからこそ
存在していられる。
ちやほやされるって事はその関係の中で
自分が必要とされている。
そこに存在していいという証明になる
だから、スポットライトが当たることを夜媚
その状態になる様にがんばってしまうのではないだろうか。


 とはいえねえ、
期待に応えようとしてさあ1回やっちゃったら
永久に言われ続けるのもね、
大変よね(笑)。