勧誘

 買ってくれそうな人を狙う
基本中の基本な話。
まあ中にはエスキモーに冷蔵庫を売るの様に
あえてチャンスがないような所を狙うって考えもあるが
王道はやはり欲するところを狙えにある。


 とはいえ街中のビラ配りなどは
無差別配布状態。
意味あるのかなあと思うが
バイト君などにしてみれば、
いかに早く配って終わるかに意味があるのだろうから
仕方がないか。


 とはいえなあと思ったビラ配り
一つは自転車に乗って信号待ちをしていたときに
マンションの案内チラシを目の前に差し出されたことがある。
「いや、いらないです。」と応じたが
もう少し人を選べよと
さすがに言いたくなった。


 もう一つ、これまた
自転車信号待ちのシチュエーションなのだが
TSUTAYAの会員証作りませんか?と来た。
どうやら近くで新規OPENした店があり
そこの店員が勧誘していたらしい。


『こんなたまたま通りかかったような街で作ってもねえ・・・。』
というわけで
「いらないです。」と答える。
そうですかと数歩離れたところで、
また戻ってくる。
『何事?』といぶかしんでいたら
「○○さんじゃないですよね?」


 勧誘テクニックの一つにこういう手法もあるが
彼の応じ方など見ると、どうも本当に
僕の声などがその○○さんにそっくりらしい。
結局は別人という事で納得したが
「本当に違うんですよねえ?」と何度も繰り返されるのには
困ってしまったが(笑)。


 世の中には3人、
自分と同じ顔を持つ人がいるらしい。
声が似ているなら、姿形も似ているのだろうか
性格などはどうだろうか。
尋ねてみたかった気もする。
その人に。