正義は勝ってくれるかな

 徹底的に悪役が活躍し
主人公側を痛めつけていく。


苦悩するヒーロー
たまる視聴者のフラストレーション
その気持ちがピークに達した頃
華麗に見せる逆転劇
古今東西
様々な作品で使われてきた演出手法。


 今、このフラストレーションをためることを
させられている作品が2つある。
一つは少年チャンピオン連載の
弱虫ペダル
悪役は御堂筋君。
勝つためなら精神攻撃だろうがなんだろうが
お構いなしの有様。


ただ最近では、
作中描かれる彼の能力が凄すぎて
なんとなくある意味しらけてきてしまっているのも
あるのですが・・・。


 もう一つは同じくチャンピオン連載の
バチバチという相撲漫画。
こちらの悪役は大鵠という力士。
そのひどさは、
まあ良くもここまでと言うレベル。
あれだけむかつく気持ちにさせられる漫画キャラもいないぐらい
気になる方はネットにて
バチバチ+大鵠で調べてみてください。
メチャクチャ言われてますから(笑)。


 少年誌と言うことで
子供向けと思われる人もいるかもしれませんが
大人が読んでも十二分に面白い作品です。
是非機会があればお手に取ってみてください。