冠婚葬祭

 冠婚葬祭の役目は、
色々あるとは思うが、
その一つに”お披露目の場”という意味合いがあるだろう。
婚の方は誰かと誰かが結びついたことを
葬の方は誰かが去りゆくことを
それぞれを必要な人たちに伝える。


そして周りの人たちはそのお披露目に対し
婚であれば祝い、
葬であれば嘆き、故人の冥福を祈る。


 公開された事柄に対し
周りの人が何らかの感情を示す。
同じように見える2つであるが
その位置づけに
どこか異なるところがあるように思える。


例えるならば
・婚の場合は、主となる二人が輝き
光の発信源となるイメージ
・葬の場合は、主となる故人が
周りの光を受けて輝くようなイメージ、
とでも言おうか。
曖昧すぎて伝わりにくいかも知れないが・・・。


 葬儀に参列してきた。
また一人、身内が
多くの人に見送られて去っていった。
あの人はどう照らされたであろうか。
ご冥福をお祈りします。