ホットミルク

 ホットミルクって
どうしてこう、心落ち着く感じがするんだろう。
ああ、ほっとするよね〜、
そんな親父ギャグはいらない


暖かい程度の牛乳からは
ほんのりとした甘みが伝わってくる。
気をつけなければならないのは
沸騰させてはダメなこと。
いわゆる人肌ぐらいの温度にしておくべし


 なぜこの温度がいいのだろうか。
まあ、考えてみれば当たり前か
人肌ぐらい、つまり40度ぐらいが
牛の体温だからであろう。


母牛の体内から出るのだから
当然、その体温に近い温度であろう。
牛は人間より少々高めの体温をしている。
約40度。


次に牛乳は何のためにあるか?
といわれれば、人間の食材ではなく
子牛を育てるためにある。
それがまずかったりした日には
子供は受け付けないであろう


ゆえに、自然な状態の牛乳は
一番うまいと思える温度になっている、
と推測されるわけだ。 
つまり、40度ぐらいが
牛乳の一番実力を発揮できる温度じゃないかと。
違うかな(笑)。


 一番うまみを感じられるホットミルク。
冬の楽しみ。
冷えた身と心に暖かく染みこんでいく。