外で遊ぶ

 あまりの寒さに強い風の休日。
こんな日は家でのんびり過ごすのに限る!
と思うと出かける用事が出来るってのは
多分古来から続く人類永遠のお約束、かと思う。


文句を言ったところで始まらず
朝からお出かけ。
まあその甲斐あって
目的は無事果たせたし
多摩川沿いに綺麗な富士山も拝めるというおまけ付き。
正月帰省していたときは
ここまで綺麗に見えなかったのに。
ラッキーと言うべきか、何というべきか。


 こんな寒い日ではあるが
物好きは色々といて
僕のような自転車乗りから
ジョギング、はたまたテニスなど興じているグループもいる。
みんな元気だねえと思うが
ふと見れば、子供の姿がほとんど無い。


子供は風の子なんて言葉はどこへやら・・・
って僕の小さかった頃にも
既にこの言葉はそんな扱いだったからなあ
僕自身も、寒いから家に避難してたし。


 僕が子供の頃は
いわゆるテレビゲームの隆盛期。
ファミコンスーパーファミコンあたりが
この世の春を迎えていた頃だ。
もちろん僕も親にねだり買ってもらい
1日1時間限定ルールなどと闘いながら
日々遊んでいた。
だから子供達が家で遊びたい気持ちはわかる。


ただ、最近思うのは
歳を取ってきてからか
外にいる事が楽しくなってきた。
まあ、確かに寒い・暑いなんてことはあるけれど(笑)
ゲームとはこれまた違う良さがある。


皮肉なモノだよねえ、
外で遊ぶ時間が無限にあったあの頃には
気づかずに
今になってわかってくるってのも。


ま、今後の楽しみが増えたという事だし
子供が外の楽しみを得ようとしないなら
代わりにいただいちゃいます。
そんな感じかな(笑)。