消える

 近くのスーパーでキムチが消えた。
正確に言えば、僕の愛食していたブランドが消えた
となる。


スーパーに陳列されるためには
多くの競争、サバイバル合戦が繰り広げられるモノ
よって争いに負けたモノは
その場から降りなければならない。
確かに沿うではあるのだが
いつものあの場所に、あの商品がないという事は
寂しくもなる。


 そのスーパーからモノが消えたのは2回目。
1度目は梅干し。
最近流行りの調味液につけたモノではなく
しっかり塩した商品で
値段はそれなりにはるものの
いい味を出していた。


それが消えた。
今回のキムチも
割と素材にこだわり系おなじ道か。


 同じモノを他のスーパーでも
手に入らないかと探しているが
見つかるすべもない。
ああ悲しき食物の争い。