落差

 今年の夏、例年と違い感じない事が一つある
それは寒暖の差。


気温35度ぐらいのとき
路面体感は40度ぐらいまでいっている気がする。
一方でお店などはクーラーをガンガンに冷やし
25度程度、いやそれよりも低いかもしれない温度に保っている。
さあ、この40度の世界の住人が25度の世界を味わうとどうなるか。
答えは簡単。
一瞬、喜ぶもあまりの寒さに震えるのである
正直、体には良くないだろう。
熱い湯にいきなりつかるのがよくないように


今年はこれが無くなった。
そう、節電のためかなり温度が高く保たれており
落差が少ないのだ。


 去年までが異常であった。
恐らくそれが正しいのであろう。
今年の気温こそ、使い方こそ
真にあるべき姿なのだろう。


しかし、時に思うんだ。
あの強烈な体験をもう一度してみたいとも
まったく、人間のエゴというか何というかは
救いがたいモノだ。