待望

 1年待った。
再び坂の上の雲が始まるその日を。
耐えに耐えたのだ。
日曜8時という時間を。


なんというか、見ていて気持ちがいい。
いや、話自体は重いのだが
その話を作っている感が
非常にいい。


演技が出来る役者が
(まあ、この言い方も本来はおかしいのだが・・・)
その持てる力を最高の舞台で見せつけているのだ。
これが気持ちいいと言わずして
なんと言えばいいのだろうか。
ああ、実に素晴らしい。


 惜しむらくはあと3回で終わってしまうという事。
いつか終わりがあるからこそ
それはわかるのだが。
もう少しだけ覚めないでいて欲しい
この夢だけは。