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とあるニュースを見ていたら
レオナルド・ダ・ヴィンチ作、”最後の晩餐”のメニューが判明したとか。
http://www.thefoodsection.com/appetizers/2008/09/the-last-supper.html :<リンク先:英語>
grilled eel garnished with orange slicesとあり
焼いたウナギのオレンジスライス添えといったところだそうだ。
・・・ってどんなものだろう。
蒲焼きか白焼きのイメージばかりな日本では
想像しにくいメニューだよねえ。
Pairing fish with oranges was trendy at the time
ともあるので、ダ・ヴィンチが描いた当時では
流行の組み合わせだったみたいだけど。
”最後”もしくはこれを食べられたら最高の組み合わせって料理
何だろう?
人それぞれあるだろうけど、僕はこんな感じ。
- 鶏飯
- 豚汁
- サンマ
- 肉じゃが
- ”甘い”卵焼き
安上がりとか言うな(笑)。
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■1.鶏飯
真っ白なご飯よりは味付き飯が好きな僕にとって
身近でかつ安心できるのが鶏飯だ。
材料は色々あるだろうが
- 鶏肉
- 人参
- こんにゃく
- 油揚げ
- 干し椎茸(これはだしにも使う)
これらは外せない。
いや、無ければ”鶏飯”と呼べない。
少なくとも僕のは、ね。
ただこの手のいわゆる炊き込みご飯ってのは
長時間保温できなかったりと
早めに食べきる必要があるので
一人暮らしではなかなかにというのが困ったところ。
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■2.豚汁
とんじる or ぶたじる、僕はとんじる派。
豚肉と根菜類や白菜を入れた具沢山味噌汁の一つ。
僕の中でNo.1味噌汁というと
わかめ・豆腐・油揚げのトリオがそろった味噌汁だ。
多くの人がああ、あれかと思い浮かぶ
味噌汁のスタンダード。
どちらかというと脇役チックな3人が
味噌という舞台の上で踊る
控えめでありながら
しみじみとした旨さを持つ味噌汁。
ああ、わかっている。
そうじゃない!と言いたい人がいることは。
ただ今回はそれを論争する話ではない、許して欲しい。
それとは対象にどうだと言わんばかりに
個性ある面々がそれぞれの旨みを
味噌をも巻き込んで作り出す
ある意味であくの強い・押しの強い味噌汁。
根菜類から出た味わいが
お互いにお互いを高めあう
まあ、嫌う人はあまり見かけないであろう味噌汁。
なんで一番好きな味噌汁を選ばないのかって?
それは次に出てくるサンマと共に
鶏飯・豚汁・サンマのトリオが我が家の定番だったからだ。
幼少からすり込まれた味のハーモニーは
未だに僕を魅了してやまない。
故にこればかりはスタンダードな味噌汁に座を譲れない。
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■3.サンマ
”焼き魚”
その東西両横綱をあげるならば
- サバ
- サンマ
をあげたい。
ああ、これも色々意見があるとか
そんな大衆魚しかとか言いたい人がいるだろう。
しかしいいのだ、好きなのだから。
焼きたての魚からしたたり落ちる
青魚の脂。
脂の多い肉というとどこか敬遠したくなるのに
脂ののったサンマと言われると
思わずのどを鳴らしたくなるのはなぜだろう?
サバもいい。だが、しかし
サンマには僕の中で勝てない。
頭側の表裏、しっぽ側の表裏
4口でぺろりといってしまうほどに好きだ。
ある意味でサンマへの恋とでも言えるほどに。
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■4.肉じゃが
ここまで書いてきてわかるかもしれないが
僕は和食派。
故に煮物も大好きだ。
筑前煮の様な色々含む煮物もいいのだが
一番をあげるなら肉じゃが
- 豚肉
- タマネギ
- ジャガイモ
この3点のみのタイプ。
ああ、わかってるって
- 人参も入れろとか
- シラタキが足りないとか
- そもそも”牛肉”だ
そう言いたいんだろ。
それぞれが旨いのも知っているし、
現に自分で作るときは人参を入れたりする。
ただ、”僕が好き”なのが上記3点セットということなのだ。
東郷平八郎が留学中ビーフシチューを作らせようとして
紆余曲折を経て誕生した肉じゃが。
あんまり似てない気もするが、まあいいや。
とにかくこれを生み出したってだけで
尊敬に値する。
・・・それ以外にもあるのも知ってるよ。
”料理”への貢献って事でね。
旨いよなあ、肉じゃがって。
ただ一つ、苦心する料理人の肩には申し訳ないのだが
芋はちょっと煮くずれていた方が味もしみこんでいるし
旨いのよねえ・・・。
煮くずれないようにするには大変なんだけどさあ。
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■5.”甘い”卵焼き
最後にご登場いただくのがこの卵焼き。
それも甘いタイプ。
ただし、寿司屋の厚焼きとは違い
砂糖だけってのね。
これまた好み分かれて
甘いのは邪道だなんて言われたこともありますが
好きなんだから仕方ない。
子供の頃はお弁当に必ず入れてねと懇願したほどに。
甘い卵焼きってさ、
幸せな気分になるよね。
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しかしなんだね
この組み合わせだと僕は何があっても
”秋”を待たなければならないなあ。
冷凍サンマもあるけど、やっぱ旬のものをがっつりいきたいでしょう。
もっともそれが旨すぎて
気力回復しそうだけど(笑)。