背中

今週のお題


 あの人みたいになりたい。
あんな風になるのが夢なんです。
人に対する憧れ。
多くの人が一度は抱く思い。


 自分の前に人がいる。
それに気がついたとき、
その差異に気がついたときに
落ち込むのか
一日一秒でも早くそれを埋めようとするのか
同化することを望むのか
または無視するのか
反応は人それぞれ。
自分で考える。


 初めて自分がそれを意識したのは
いつのことだろうか。
そして以来、どれだけの人を見ているだろうか
今の自分が形作られた原型
それをふと振り返ってみるのもたまにはいいことだと思う。


そして、前を見る再確認すると同事に
一度は後ろを振り返ってみるべきであろう。
自分が後に続く者に
どんな背中を見せているかかを。


 僕も気がつけば後ろを意識し始める
世代に入り始めている。
何を見せているのだろうか。


ちゃらんぽらんで人と道の外れたところを
独立独歩していると言われるだけに
そもそも後続があるのかなんて気もするのだが
なんとなくそんな事を意識し始めている自分がいる。
いいのか悪いのかは、わからないが。