表現する道具
感情を表す方法の一つは態度。
表情や手足の動きなど。
相手には視覚からの情報。
しかしこれは、同じ行動が違う意味合いを
表すこともあるので注意が必要となる。
例えば”泣く”
- 痛いのか
- 悲しいのか
- 嬉しいのか
単にその行動だけでは分からない。
従って他の情報を足し算することになる。
主となるのは声、相手には聴覚からの情報。
その発する言葉や、音の強弱などで
かなりの表現を広げることが出来る。
『あんまり怒っていなそうだ。』
『これはちょっとやそっと謝った程度じゃすまないなあ・・・』等々
では、その表現力に厚みを増す声、
これだけでどれほどの情報を表すことが出来るのだろうか。
かなり表すことは出来るだろうと思う。
怒り・喜び・悲しみ、喜怒哀楽。
ただし、それは上っ面として。
つまり、それが本当なのか
相手に伝わりにくいという側面もあるのではないか。
声だけが伝わる状況、
例えば電話口を想像して貰えばわかるのではないだろうか。
『これ、本当に○○しているのかなあ・・・』
なんて思うことが。
結局の処、どれか一つ決定的なんてものが無いため
僕等は複合的にしか感情を表せない、
感じ得ないのではないだろうか。
そうなると究極のコミュニケーションとは何だろう?
テレパシー?