選択させる

 選択肢がいくつかあり、決めかねている
そんな時に他者が決めてしまうなんてことがよくある。
とりわけ急いでいる場合などは
「もうこっちでいいでしょ!」
台詞と共に。


これにより、決まって良かったねとなるだろうか?
例を挙げるまでもなく、大抵遺恨が残る。
「私はもう一方にしたかった。」
あとでねちねち言われる。
言われた方も気分を害し
時にケンカとなる。
いいことがない。


 回避する方法の一つは
自分で選択させた様に仕向けるというもの。
多くの人は自分が選んだという事に対する
負い目や責任感を抱く。
『不満はあるけど、自分が選んだんだし・・・』
となる。


さて、その方法となるのだが
正直なところ、ムズカシイ。
まず第一に意識しなければならないのは
相手の性格に合わせなさい、ということ。


例えば相手がへそ曲がりな人ならば
NGにしたい方の案を徹底的に褒めてみるなど。
非常に素直な人なら逆とかね。
千差万別。


 詳しくはその手の本をお探しください。
色々な事例と共に説明があります。
これを覚えるのがまず第一歩。


しかし最後は実践あるのみ。
苦労するけれど、こればっかりは
場数踏まないと何ともならないってのは
あるよねえ・・・。
ホント苦労してますわ。