手遊び

 子供、とりわけ(僕の中では)女の子の遊びとして
思い浮かぶものが手遊び。
ほら、よく小学校の低学年ぐらいの子がやっていない?
2人1組となり、アルプス一万尺の節にあわせ
手を打ち鳴らしたりする、あれ。
よくやった、やってたでしょ。


あれがねえ、
よくもまあ、あんなに手が素早くきれいに動くものだなあと
感心しながら見てたんですよね。
覚えたのかって?
いやー、不器用なもので(笑)。


 何にしたって最初に考えた人ってのがいるわけで
とすれば、あの動きも誰が最初に始めている。
そして何らかの手段で
各地に伝播されていった。
故にみんなの共通知識として
あの手遊びが思い出される。


 伝播の課程ではものの変質が発生する。
簡単に言えば伝言ゲームで伝えていくと
最後はとんでもない内容になっていた
なんてこと、あるでしょ。
アレのこと。


と、なれば実のところ
細かいアクションを追っていくと
実は違う手運びしていたりするのかなあ
地域差って感じで。


ちなみにこの間姪っ子がやっていたのは
こんな感じ
(1)互いの手のひらをタッチしあう
(右手と右手、つまり斜めに手を出し合う)
(2)両手のひらを同時に出し合いタッチ
(3)胸の前で手を組み、手のひら側を相手につきだしタッチ
(4)手を2回たたき、自分の肘をそれぞれタッチ
(5)腰に手を当てる
(6)片方の手を相手に突き出し
もう片方の手はその突き出した手の
二の腕部分をさわる
(7)以下、(1)〜(6)を繰り返す


動画をゆっくり再生しながら見て
上記流れを書いたが
実にスムーズにやっている。
すごいなあ。