夜空

　夜空を見上げる
月が光り輝いている
1日遅れの中秋の名月。

他に星はなく
唯一として天を占有している
あまりの月の美しさに
遠慮しているのだろうか。
などと思いをはせる。
実に柄にもない(笑)。

　昨日とある番組で月の話題が出たとき
番組出演者の一人は
夜に空を見ることが無くなったなあと
話をしていた。
正直、もったいないなあと。

生活スタイルの影響などにより
夜の空を眺めることがムズカシイ人もいるのだろうが
もし見ることが可能であるならば
一度眺めて欲しい、夜の空を。

東京の空なんて見ても
星はあまり見えないし
つまらない？
まあそういうかもしれないが、
そんな空も捨てたもんじゃない

純粋に味わうもよし、
プラネタリウムや図鑑などで見たものと比較するもよし
星座を探してみれば、結構見つかるモノだ。
オリオン座ぐらいしか分からない僕が
言えた義理じゃないが(笑)。

　見て何か損する訳でもない
むしろ心の落ち着きなど
得るモノは多い、と僕は思う。
ほんの少し、帰り道にいつもより目線をあげるだけ
今までに知らなかった世界が
すぐ側にあるかもしれない。