夕飯は餃子

 帰りの電車で本を読んでいたら
餃子に関する描写があった。
これが実に旨そうで
『あー、餃子食べたいなあ。』
なんて気分にさせてくれた。
そうなれば事は早い、
今晩は餃子だ。


と言っても餡を作り
皮で包んでなんてことをやってられない
そんなことを帰宅後にちまちまやっていれば
夕飯の筈の餃子は朝飯へと変わる徹夜作業。
ここは冷凍餃子に頼ることにする。


冷凍餃子と言ってもバカには出来ない
いやそれは失礼か
僕が位置から作ったりすれば思わず
うーんと唸るようなものになるだろうに
アレは旨い味を出してくれる。
ああ便利でありがとう。


 餃子の魅力は何だろう?
これを人に尋ねれば
皮の材質(もちもち感)から
中身の工夫まで様々な事を存分に語り明かしてくれるだろう


中には本場中国では
・ニンニクを使わない
・水餃子が主流である
・餃子はおかずよりむしろ主食だ
という物の本を開けば必ず出ていると言われる
有名3点セットを延々と語ってくれるかも知れない。
ところでこれ、本当なんだよね?


 僕の考える(焼き餃子の)魅力の一つは
やはりあのパリパリ感。
フライパンに面していたあの平たい部分がぱりっと香ばしく
そして中からはジューシーな肉汁などがあふれ出す
これを酢多めのたれにちょいとつけて味わう
至高の時。
どうだろう?そう思わない?
酢の分量には異論ありそうだけど


そんな夢を抱いた今日の餃子
どうだったかって?
うん、古くなったフライパンは使わない方がいい、かな
教訓は。


何が起きたかって?
そりゃあ簡単。
古いフライパンはくっつきやすいってことさ!
・・・あ〜あ・・・