覚える・思い出す

 間違い電話が減っている
なんてことは無いのだろうか。


電話=携帯電話な人も
かなり多くなってきていると思う。
若い世代になれば、
家に固定電話なんてありませんよ
なんてのも普通かと。


 電話をかける姿といえば
番号を思い出しながら
または電話帳を見ながら一つ一つ番号を押していく
そんな感じだった。
故に押し間違いが発生する可能性がある。


今は、携帯はといえば
登録されているアドレス帳から検索するだけ。
間違いようがない。
だから減っているのでは?と思ったが
どうだろうね。


そんな便利な一方で
電話番号を覚えなくなった。
今、番号をそらんじられるのが何件あるか
試してみるといい。
僕の場合、うん、危ない(笑)。


 その昔も昔、だいぶ昔
古事記日本書紀などを書いていた時代。
あれらは口伝、
要するに誰かが覚え口から口へと伝わっていた伝説などを
まとめたもの。
つまり、それだけモノを覚えていた人がいる。
逆に言えば人はそれだけ覚えることが出来る。
鍛え方しだいだろうけど。


さすがにそこまでは・・・と思うが
少しは記憶力を取り戻そうかなあ、なんて思う。
良きにせよ、悪きにせよ、
記憶を外部に置きすぎているからねえ、最近。