パジャマ
いつの頃からだろうか
夜寝る服という意識が無くなったのは。
別にシャネルの5番というわけではなく
わざわざ夜寝るための服=パジャマを用意する
という感覚がなくなったのはってこと。
幼稚園の頃はパジャマ、
寒くなれば腹巻きもして寝ていた。
そして小学校の頃も
さすがに腹巻きはしていなかったが
肌触りが気持ちいいパジャマがあり
さんざんねだった記憶もある。
ターニングポイントは
やはり大学時代の一人暮らしからだろうか。
わざわざ用意するのがスペース的にも
また洗濯物を増やす意味でも面倒。
多分そんな理由から部屋着がそのまま寝間着へと移行した。
なんでわざわざ着替えていたのだろか。
一つは区切り。
今から寝るための儀式。
そして起きたという証。
もう一つは快眠。
寝ることを主眼に置いた服と
普段の活動を主眼に置いた服とでは
やはり効能が異なる。
とはいえ別段困っていることもないし
おそらく何事もなければ
このまんまなんだろうなあと思う。
じゃあその何事ってなんだろう。
何を持って僕はパジャマに戻る日が来るんだろう。
さっぱり思いつかない。
もしあったらまた記してみよう。