紅葉2009その2

 秋のお楽しみシリーズ、
先日の奥多摩に引き続き
今回は山梨方面へお出かけ。
人混みを避けるために有休を取っての盤石シフト。


 天気は良好、やや汗ばむぐらい。
もっとも、最近のこの陽気のせいで
紅葉が遅れているなんて話も。
どうかなあと気になっていたが、
十分に満足いくレベル。


赤と黄色と緑のコントラスト
そして眼前には陽光を受けた落ち葉が作る
黄金の道。
『いやー、ホント来て良かったなあ』なんて堪能していたその時
事件が起きた。


 道は峠の下り道。
突如としてくる震動。
『パンクか、しかも一気に空気が抜けたところみると
致命傷だなあ・・・。』
こんな場所で修理は面倒だなあと思いつつ
バックを漁るが肝心なモノが見つからない。
予備チューブ。
よりにもよってこんな時に忘れるなんて。
忘れた奴を怨みたくなる。
まあ僕なんですが。


 どうしたかって?
そりゃあ歩きましたよ
延々数キロに渡って。
車が通りかかり
「どうした?」
「パンクで・・・。」
「そうか、乗っていけ。」
なんて妄想もしましたが、現実になる訳もなく。


もともと交通量のほとんど無い道で
さらに今日は平日ですから。
そんな日を選択した奴を怨みたくなる。
まあ僕なんですが・・・。


 たまにはゆっくり見てみろよという
神様のありがたい施しだと思うことにし
慌てず自転車引きずって降りていく。
まあ、時速7キロ以上出すと
身体が持って行かれそうになるので
ゆっくり行くしかないという事情もあるのですが。


 約1時間半の格闘の末、
必死の思いで駅までたどり着く。
汗だくぼろぼろ。
そして普段使わない筋肉を酷使したことにより
全身筋肉痛。
明日が辛そうだ。


こんなアンラッキーなことがあったんだ。
何かいいことがあるに違いない!
え?ここに書くネタが出来て
ラッキーだったじゃんって?
そんな・・・。


追伸
 帰ってチューブを見れば、
空気入れる部分の根元がちぎれている。
前に東海道走っていた時にあったのと同じ事象。
これじゃあ現場でパンク修理キットあっても無駄だったなあ・・・。