右と左

 下半身が筋肉痛。
原因は言わずもがな昨日の一件。
まあ予想通りと言えば予想通りではあるが
歩きにくくて結構難儀。


痛めた箇所は臀部、そしてなぜか左のすね。
これは自転車の左側に立ち、
支えながら歩いた影響だろうか。
とりわけ左すねだけ痛いのは。


 自転車が走る時は左だが
引きずる時は歩行者扱い、よって右と
昔ならった記憶がある。
であるならば左に立つという行為は
車道側に身体を晒す訳で
非常に危険な行為。


もちろん併走するのが女性であれば
車道側に身を置くのは当然ではあるが・・・
って何の話でしょ(笑)。


 右と左。
よく箸を持つ方、お茶碗持つ方と例えられるが
皆承知の通り、世の中には右利き、左利きってのがあって
必ずしもそれは説明として正しくない。
でもうんと納得してしまうのは
僕が右利き故だろう。


 子供の頃、左利きが何となく格好良く見えた時期がある。
言葉としては少々乱暴ではあるが
”異質”なところが子供心に響いたのであろう。
では左利きになったのかといえば
そのまま右利きに。
なぜか?
世の中は右利きの方が便利だからも
一端にあるのだと思う。


 例えば自動改札機。
左手でタッチする。
どれほど大変か。
スムーズになんかいきやしない。
自動販売機のコイン投入口などもそう。
どちらにも合うモノを作るのは難しく、
結局大多数に合わせるしかないから。


そういえば昔とある漫画で
左利き故に缶詰が開けにくいという描写があった。
あれはホントなのだろうか。
今試してみようにも・・・
あまりないよね、缶切りが必要な缶詰って。
ほとんどいわゆるパッ缶に。


ひっくり返せば、缶切りで開けられるよ。
ああそうか。
今度試してみよう。
忘れなければ。