ポジティブシンキング
つまり前向きな考え方ってのは
洋の東西はたまた時代を問わず
人間の持つべき基本的な考えとされている。


短所が長所の例えもあるように
物事は表裏一体。
逆から見ればそれもまたしかり
ってことなんでしょうが。


 ゆえに何でもかんでも
ポジティブに考えましょう
なんてトレーニングもある。
話としては分かるが、ねえ。
例えば財布落とした、さあこれをポジティブに。
うん、今の僕には難しい。


 簡単な事例というわけでもないが
よく引き合いに出されるのが”雨”。
どうでしょう。
雨はうっとうしいなど
負のイメージを持つ人は多いんじゃないだろうか。


これを良いイメージで捉える。
農作物には必須とか
杉花粉症の人なら
春先の雨のうれしさはひとしおか。


ちなみに上記2例は
雨のもたらす効果を喜んでいる。
言うなれば、おまけ付きのお菓子で
そのおまけを目的としている、という感じか。


そうではなく、
雨そのものを喜ぶってのはどんな感じなんだろう。
何の話?と思うだろう。
ちょっと大丈夫ですか、なんて感じに。
僕だってそう。
他人がいきなり言えばそう思うだろうし、
なんでこんな事を考えるんだろうと思う。
まあ、思いついたら仕方ない。


あるのかなあ、そんな気持ち。
朝の満員電車。
雨で3割増し。
他人の傘で濡れるズボン。
ぼんやり考えていた。
結論はまだでない。