良いことと悪いことの貯金

 しつけに神様を利用することがある
なんて書くと怪しい話と勘違いされそうだが
ほら、よくあるでしょ
「そんな事をすると罰が当たるよ。」
なんて小さい子にお母さんが言うこと、
アレのこと。


こちらは悪いことの貯金とでも言おうか。
蓄えた結果はあまり喜ばしくない、かな。


 一方で良い事をすると
いいことが起きるのではないか
そう考えてしまうことがある、よね。
『こんなに奉仕活動したんだから!』なんて感じに。
こっちは良い事の貯金となるだろうか。


本来のボランティア精神からすればとか
その活動自体で得るものがとか
まあそういう話は一旦置いておく。
なんだかんだいって、そう思う人は多いと思う。
少なからず僕自身も・・・。


そして実際にいいことが起きない(と本人が思うのなら)
神様が怨まれたりする。
また悪いこと貯金は引き出されたりすれば
それはそれで怨まれる。
ほんと、ああ神様も辛いよねという感じか。
ある歌じゃないけど(笑)。


 ホントにそんなものがあるのか無いのか
さあどうでしょう。
もっとも自分の好き勝手に引き出すことは出来ないのだから
あってもなくても同じような
なんて考えちゃあ夢がないでしょうか。