薬味

 初めて飲んだ時、
コーラともサイダーともちょっと違う風味に
惹かれるものがあった。
その名はジンジャーエール
子供心に、ジンジャーって響きは何か特別なものに聞こえた。


 後年、英単語を覚えていると
ginger、ジンジャーの綴りが出てきた。
『なんだろう?』ワクワクして調べてみれば
ショウガとの訳。
なんか特別なものというイメージが
一気に庶民的なものに。
いや、ショウガに罪はないんだけどね。
そしてまた、ショウガを使ってあんな飲料が作れるんだって事に
驚きを覚えたのも確か。


 ショウガを使った料理というと
まず思い出すのが魚の煮付け。
これはもう必須と言っていいと思っている。


以前無いものを作ったのだが
甘じょっぱいだけのものに仕上がってしまった。
元々多めに入れて作るので特にその印象があり。
食べられなくはない、でもって感じ。


 ついでは定食ものの雄、
豚肉のショウガ焼きだろうか。
簡単お手軽で美味しい。


個人的にはこれもショウガ多めが好きなので
気合い入れてすり入れてしまう。
チューブ入りのが手軽だけど
やっぱ風味違うからねえ。


 様々な場面での引き立て役となるショウガ。
常に冷蔵庫に常備している。
ところでなんで高知がショウガの産地になってるんでしょ。
暖かいから?
そして産地ならコンビを組んで良さそうなのに
なぜか登場しない鰹のたたきとショウガ。
謎は尽きない