生活リズム

 1日は24時間だってのは
小学生でも知っている。
ところで人間の体内にも時計があり
これは25時間周期になっているというのは
知っているだろうか。
いや、僕も実際そんな時計を見たことはなく
話に聞いただけだが


ズレをどう修正しているのか
それは日光のおかげ。
日の光に当たることでリセットしているそうだ。
ええ、原理はさっぱりわかりませんが
何せよくわからない人間の体内。
なんとかがんばっているんだろう、
と思うことにしている。


 そんな日の光を
一日の終わりとして受けていた頃がある。
といっても不摂生な生活をしていたからではなく
仕事の都合というもの。


 道路工事が交通量の少ない夜間に行うように
コンピュータ屋さんのリリース作業
つまり一生懸命作ったプログラムを
皆が使えるように設定する作業ってのは
夜間に行われることが多い。
使用している人がいない・少ないから。


 あの頃は今思い出しても辛かった。
20時集合、23時作業開始、
翌朝5時頃、解散。
このときに見る朝日がそれはもう
まぶしいこと、まぶしいこと。


ただしそれもまだマシな話で
問題があったり、作業の都合では
皆が出社後の朝9時に報告をし
それをもって解散、お昼頃なんてときもある。


こうなったら悲惨そのもの。
さてどうやって起きているか。
ただ待つ時間の長いこと、長いこと。
絶望的な状況を、
ガムのミントとコーヒーのカフェインが支援する
そんな辛い戦い。
あれは今思い出してもイヤになる(笑)。


 ちなみにこの頃に得た負の産物の一つが
体重。
ええ、変な時間に飯(+ビール)なんてやるから
面白いように増えていく。
これをどうにか退治しなきゃと
自転車に乗るようになる。


そしてこの自転車が色々趣味を広げてくれることになる。
ああ、なんだ、得したじゃん(笑)。