スキル

 お札を持ってパーッと数えていく
アレに一時期憧れたことがある。
銀行員などの必須スキル。
今もそうなのかは知らないけれど。


アレもちゃんとコツがあって
習うより慣れよの心で
やっていく打ちにというものらしいが
素人目にはぱっと見わかりゃしない。
まあ、そんな簡単にいくものじゃないからこそ
”コツ”なんて言葉で表されるんだろうけど。


 僕のお仕事の場合は、
キーボード打ちだろうか。
一番メインで使う道具なのだから。
もっとも今じゃあパソコンは到る所に普及しているので
専売特許なんて言えやしないのが
ちと寂しいものもある。


 大学時代にもらったタイピングソフトで
かちゃかちゃ遊んでいた甲斐あって
スピードはそこそこいける方だと思っている。
よそ見打ちも出来る。
ゆっくりなうえに、短い文章に限るけど(笑)。


これでなんど助かったことか。
年に何回あるかはわからないような
超特急の際に。
そんなに頻繁にあっても困るが。


 ただ思うのは
それでもまだ遅い、ということ。
思考のスピードにどうしてもついてこれない
指が。


こうなるともう後は
脳に直結でもするしかないだろうか。
なんてSFな。
でもいつかは実現するんだろうか。
もっとも気をつけないと
考えていることが周囲にだだ漏れになるけど(笑)。



 そんな事を言いつつも
未だに苦手なタイピングがある
例の携帯メール。
アレも数撃てば慣れるんだろうけど
その前に断念しちゃう。
ついPCで。
いかんなあ。