掃除とゴミ

 大掃除に取りかかることにした。
こまめに捨てているつもりだが
やっぱりモノが多いこの部屋。
何でだろ。


一番スペースを占めているのは
やはり本。
というか、本をゼロにしたら
ほとんどガラガラになるんじゃないだろうか
この部屋はってぐらいにある。
ホントどうしよう。


 掃除ってのは一つの区切りの意味合いもあり
捨てるって事はモノはもちろん
思い出のような心の部分も併せて持って行く。
つまり、モノは単にモノに非ずということ。
他人から見れば、なんで捨てないんだろうってのが多いのも、
その人にしてみれば重要な意味を持つからである。


 とかく悩むのだ。
どうでもいいモノならばさておき、
なんらかを思い起こさせるモノに対しては。
故に時間を浪費していく。
片付かない。


しかし一方で、その時間は
非常に気持ちのいい時間でもある。
忘れていたこと、心の奥底にしまい込まれていたことが
呼び起こされる。
一言で言えば懐かしい思い出達が。
それと久々に戯れる。
悪くない時間だ。


 こうして今日が終わった。
明日は本腰入れよう。
入れないとまずい。
寝る場所もなくなる(笑)。