至らなさ

 ハンマーで頭を殴られたような気分だった
自分の甘さを改めて思い知らされた。
不覚にも涙が出た。


多面的に物を見るべき
そう心がけてきた
本を読んで知識を増やしてきた。
しかしそれもまだまだだった。


自分の今置かれている立場が
過去に読んだ本の状況と同じであることに
ようやく気がついた。
甘かった。


 得た知識は使って初めて有用となる。
例えば泳ぎ方を学んでも
実際に水の上で使ってみなければ
”泳げる”にはならない様に。
知識と行動が一致していない状況
反省の限り。


もっと考えなければならない
もっと動かなければならない
もっと研ぎ澄まさなければならない
大いに反省しようと思う。


そしてそれが反省で終わることの無い様ににしなければならない。
今日のこの機会を無駄にしないようにするために。