同じ時刻でも
人によってその存在は異なる。
例えばAM9時。
僕にとっては会社が始まる時間
1日が本格的に動き出す時間


だがこの時間に起き出す人もいるし
はたまた寝るという人もいるだろう。
1日は0時に始まり、24時を持って終わるとは限らない
どこをとってもそこを始まりとする人がいて
終わりとする人がいる。


 時間帯別の分布図
どこかにないものだろうか。
今の時代はこれまでに無いほど
夜に活動時間を求める人が多くなっていると思うのだが
さてどうだろう?


はるか古代、人が夜に動くことは困難だっただろう。
何せ、見えない。
現代人よりはその性能が上だったかもしれないが
しょせんはしょせん、限りはある。
危険な夜。人はその身を守るため
活動を抑えていたと想像出来る。


闇に紛れることで悪事を働く輩がいる
対抗する者達がいる
そういった特別な意味での
夜の系譜は続いただろうが
それとて限定的であっただろう。


今は別段意味もなく夜を過ごす人がいる。
当人達にすれば
夜の方が集中できるなど
理由はあるのだろうし、わからなくもないが


スーパーやコンビニなど
夜に生活しても苦とならない環境が増えてきたのも一因か。
まあ最も、夜に人がいるからこそでもあり
鶏か卵かの様な話でもあるが。


 しかし、夜の屋外を活動の場とするのは
ほとんど無い。
夜の闇はまだ人を寄せ付けない。
人間はあらゆるモノを”屈服”させることに執念を燃やしてきた。
いつかはそれすら克服するのだろうか。
それが良い事なのか、今は判断できない。