ずーっと変わらないねと言われることもあるけれど

 人間に与えられた有効な機能の一つは
飽きること。
飽きっぽいなんてのはいい表現に使われないが
飽きるからこそ、他に目がいくからこそ
新たなる発見が生まれることもある訳で
そう考えれば悪い話じゃあない。


もっとも
石の上にも三年、とか
こけの一念岩をも通す、とか
継続は力なり、とかも言うけど(笑)。


 自分自身は飽きることもなく
ただひたすらに一つのことを貫く
真面目な性格です。
と、思っていたし、就職の面接の時も
確か述べたはず。


しかし思うに実体は、
割と飽きっぽいというか、
おおざっぱというか


最近、特に思う。
自分ってのは大まかなところでドカン!といくのは得意だが
細かいレベルは苦手だなあと。
書類なんて読めればいいじゃないですか
とやるから怒られたりもするし(笑)。


 もしかしたら性格が変わったのかも知れない。
経験の中で。
細部にこだわり、枝葉を意識する。
それはもちろん必要なこと。
しかしそれだけに捕らわれていては
やっていけないこともある。


まずは、それが必要
その経験が今の僕を作ったのかもしれない。
良くも悪くもね。


となると、将来的にはまた変わるのだろうか
今のこの性格も。
数年後、数十年後
逆に非常にこだわる人間になっていたら
さて、どんな経験から変わるのだろうか
ある意味で楽しみでもある。