今週のお題


 卒業って言葉で思い浮かべるモノ
僕の場合は学校の卒業、
いわゆる卒業式をまず一番に思い出す。
卒業証書を貰い
仰げば尊しなど歌う
例のイベント。


えー、あんなのつまらないだけじゃん
まあその気持ち分からなくもない
だが、今日をもって一つが終わるという
あの独特な雰囲気は
節目イベント好きとして
結構いいものだと思う。


 そんな卒業式の中で
今までで一番忘れられないものといえば
小学校の時。
何が違うのか。
それは参加型だったということ。


普通の卒業式と言えば席に座り
偉い人の話など聞いて証書を貰い
代表者の送辞・答辞を聞いてお終い
そんな感じだろう。
中学・高校の頃はまさにそんな感じだった。
それが違った。


 まず卒業生はひな壇に登る。
在校生、父兄等とは向き合う形に
合唱コンクールを思い出して貰うと
わかりやすいか


式にはこれまでの小学校生活を語る
一つのシナリオが用意されているのだが
これを卒業生一人一人が述べていく。


誰か「楽しかった○○への遠足!」
全員「遠足」
という様に


ドキドキしていた
自分の出番が来ることに
しくじらないように
何せ一発勝負だ
それだけは覚えているんだが
何を言ったのか
さっぱり覚えていないのだが(笑)。



 自分に役割があるってのは
その人の参加意欲を高めてくれる。
イデアマンだった先生がいたのか
何かの流行りだったのか
今となってはわからないが
いいイベントだったと今でも思っている。


人数の関係など
難しいかも知れないが
一生に残るモノになると思いますよ
これって。