感じる重み

 誰かの体重を感じるということ
それは二人の間が
接触もしくはかなりそれに近い状態にあると言うこと。
そんな人の重みがかかる状況
ある意味で不快な状況である
しかし、それだけだろうか。


 あなたは”誰か”に
寄りかかることができますか?


それ自体は簡単だ
しかし、誰に対してもできることではない。
相手が自分を受け止めてくれる
その信頼感があってこそできることである。
さらにそれは、
相手が自分が接触して
不快に思わない人であるという証でもある。

 つまり、
相手から見たときその行為は
彼は/彼女は自分を信頼してくれているという
サインとなりうる。
『あなただから任せるのですよ。』
無言の、体が表すメッセージとなる。


 人の重みを感じることは
あなたを信頼する誰かのいる証
あなたが寄りかかる誰かはいますか?
あなたに寄りかかる誰かはいますか?
背中に感じるそれは、不快ですか?