緊張したこと

 ふとこの間思ったんだ
これまでの人生でもっとも緊張した時って
どんな時だっただろうか、と。


 自分の緊張する条件は
人前でかしこまって何かをする。
面接とか、聴衆の前の演説など
いわゆるあがり症ってところだろうか。


とにかく恥をかきたくない
しっかりやろう、
その気持ちが空回り


話す口調は高速回転
与えられた時間が余り右往左往。
結局恥をかいている
我ながら困った始末。


そんな経験のどれかが該当すると思うのだが
いかんせん、
喉元過ぎれば熱さを忘れるという人生なので
これってのが思い出せない。


 逆に言えば、
それだけ印象に残っていない証とも言える。
相当なインパクトがあれば
覚えているはずだと思うから。
記憶力の欠如?
だと悲しいねえ。


 これからの人生で強烈なモノが待っていて
それこそが我緊張の瞬間と
覚え続けることになるかどうか。
でも、そんな緊張の瞬間がくるのも
なんだか怖い話だなあ。