8月の終わりの夏模様

 暑くて目が覚めることが
すっかりと習慣になった。
東京の熱帯夜も新記録達成だとか
今年の夏は、なかなかに手強い。


 暑さもさることながら、
雨を見ないことが
今年は変わっているなと思うこと。
僕の生活圏で雨が降ったのは
いつのことだろうか。
指折り数えてみるが、
さっぱりと思い出せない。


 思えば去年はゲリラ豪雨に泣かされた。
突然と来る雨。
何度ずぶ濡れになったことか
何度出かけるのを諦めたことか
それが今年は無い気がする。


よい事じゃないか、と言われると
それはそれでちょっと微妙だったりする。
雨が降ることで、
暑さを和らげるってことももちろんだが
雨上がりの風景が持つ情感、
風情ってやつは悪くない。


さっと降った雨に濡れた木々。
そこに聞こえてくるヒグラシの鳴き声などは
激しい”動”の世界である夏の中にあって
唯一とも言える”静”のときを感じさせてくれる。


 まったく我ながら勝手な言い分だよなあ
雨が降れば降ったで文句を言い
降らなきゃ降らないで文句を言う
まあ、人間立場変われば言うことも変わりますから
それが良いことなのかは・・・
さて、どうでしょうか(笑)。


 そういえば全くの余談ですが
今年は早明浦ダムは平和なんですかねえ。
水不足で干上がるのが
良くも悪くも最近の定番だったのですが・・・
ホント今年は変な夏だこと。