9月を迎え思う

 9月、その響きを聞くと
1年の終わりを意識し出す。
今、9月、1年の3分の2が終わったことになる。
人生80年と考えると、53歳ぐらい
そろそろ今までを振り返る頃、
そんな思いがあるからだろうか。


昨日までの8月では
まるで意識していないのに
わずか1日の違いで突如として思うこの気持ち。
なぜだろうか、不思議なものだ。


 1月頃に感じる残りの月日と
9月に感じる残りの月日
若い時に見る前と
年を経てから見る前、


こんなにあるのだから、何でも出来ると思う頃と
これだけしかないのだから、何をやるか考える頃
1年という短い区切りの中、
そして人生という大きな流れの中で
その時々において、色々と思うものがある。


どこに区切りを思うのか。
それはその人の置かれた状況や
歩みによって異なろう。
今の自分と照らし合わせ、
その季節に時期に思いをはせることもある。
若い時分に、そして先の時分にと。


 おそらく僕は
終焉のときに何を成し得たかを
気にするところがあるのだろう。
それが故に9月、残りが見える時期に
ふと思いはせるところがあるのかと。


ならば、
その自分の中にある思いに答えてあげねばならない。
今年のあと4ヶ月において
何かを得るということで。
それが何か、4ヶ月後に出ていることを今は思う。