カップラーメン

 最近は時々食べる程度になってしまったが
一昔前、特に大学の頃などは
カップラーメンが主食、
いやカップラーメンで生きている
それぐらいによく食べていた。


いわゆる貧乏学生という奴だったので
あまり食費に豪華にかけることも出来ず
また自炊しようにも住んでいたところの関係で
調理が一切不可。
となれば、仕方のない話だったかと思う。


 個人的にカップラーメンと言われれば
日清のカップヌードル
これがまず思い浮かぶ。
それも醤油味。
色々目新しいもの、奇抜なものが出たが
やはり原点に勝るものはない。
そう思っている。


しかし、残念ながらこればっかりを食べられない。
一つは飽きる。そしてもう一つは値段が高いってこと。
安売り品やスーパーのPB商品が80円ぐらい
カップヌードルが130円ぐらいだとすれば
自ずと結果はみえよう。
後者はたまの贅沢になる。


 そうそう贅沢と言えば、
一番の豪華パターンとしていたのが
カップ焼きそば+ツナ缶の組み合わせ。
具体的に言えば、
普通に作ったペヤングの焼きそばに
シーチキン1缶をそのままかけて食するという代物。


仕送りでシーチキンが手に入ったときの
スペシャルメニュー的扱い。
これがたまらなくうまかった。
今でもスーパーで見かける度に
ふと思い出すんだ、あの味を。


じゃあ食べれば?
そう、食べればいいのだろう。
いくらなんでも、
ペヤングとシーチキンを買う金ぐらいはある。
しかし、ダメだと思うんだ。

胃がここまで脂っこいものに対して
NGを出しそうなんだ。
ああ、年は取りたくないものだねえ(笑)。