そろそろ終わりの時期

いつもいてくれた
家に帰るとまず、あなたを求めた
私を潤してくれる冷たいあなた
その存在は私にとって
何よりも大切なものだった


あの頃はこの関係が
永遠に続くと思っていた
しかし、いつの日か分かれるときが来る
あなたのその冷たさに
心が癒されない時がくる


ありがとう、想い出を
忘れない、あなたのことを
そして癒されるその日がまたくることを
私は信じている





 冷蔵庫にはいつも麦茶があった
家に帰ればまず冷蔵庫
取り出した麦茶を一杯飲む
癒されるひととき


最近はそれがなくなってきた。
冷たい麦茶をうまく感じなくなってきた
今年も夏との関係が終わる時期がやってきたようだ


残りの麦茶パックは
使い切るには量が多い。
しばし休息を取ってもらおう。
来年の出番まで。
冷たい麦茶に癒される、その日まで。