ブランド

 訳あって静岡へと帰省する。
駅にて家人と落ち合うなり
ちょっと寄り道をするから、と言われる。
聞けば、今、静岡伊勢丹にて
北海道物産展を開催中であり
買い物をしたいとのこと。


迎えに来てもらっている身としては
断るすべもなく、
また個人的に興味もあり
つきあうこととなった。


 会場に着いてみれば
開店からまだ30分程度の時間なのに
多くの人であふれており、
今回の第1目標である白い恋人には
既に20〜30人程度だろうか行列ができていた。
北海道人気、恐るべしといったところだろうか。


 そう、北海道のブランド力は
計り知れないモノがあると思っている。
全国都道府県でランキングをつけた場合
上位、もしかすると
トップともなる力を持っているのではないだろうか。


 先の白い恋人やロイズなどのお菓子類は
全国的な人気を集め
ウニ・イクラ、ほっけなどの海産物は
”北海道産”という一言がつくだけで
新鮮そう、美味しそうといったイメージを
消費者に植え付ける。


豊富な海洋資源など
地の利に恵まれた部分もあるが
それ以上に道民が
北海道という土地に対し愛着を持ち
ここまで育ててきたがゆえ、といえるだろう。


 ネットで簡単に買える時代になったとはいえ
やはりこれだけの人を集めるパワー。
そこに至るまでの過程。
色々と参考にすべき所が多いだろう。
しみじみとそう思う。


追伸
(購入物)


おみやげ的なものもあるけど
一番買いたいのは
その土地でふつーに消費され、
愛されているモノ、なんだよねえ・・・